Torquay → Lorne 約46km ↑555m
2021年11月17日。
Warmshowersのホストのホスピタリティに感動
朝は6時半ごろに起きて荷物をまとめた。結構寒かった。
前日からお世話になっているWarmshowersのホストが湯たんぽまで用意してくれて、それのおかげで暖かく寝られた。
無かったら結構凍えてたかも。ホントに感謝。
8時頃からお粥をみんなでいただいた。
Paulが作ってくれてる間にLeisetがGoogleマップをパソコンで見せてくれながら今日以降のグレートオーシャンロードのオススメとかキャンプ地とか色々教えてくれた。
めちゃくちゃ助かる。
Warmshowersのホストは多くの場合、ホスト自身も自転車旅の経験があるから、自転車旅をしている人が何を求めているのかがわかるんだと思った。
お粥を食べ終わると、いよいよお別れの時。
最後に一枚写真を一緒に撮ってもらった。何かあればいつでも戻ってきてね、なんでも聞いてね、と言ってくれて、社交辞令って言葉があるけど、この人たちはホントにそう思ってるんだろうなと、自然とそう思った。
本当にすごい体験をした。ウォームシャワーズすごい。
Princetown という場所にいるホストから連絡が来て、4日目の金曜日の夜、そのホストにお世話になることも決まった。
2箇所目のWarmshowers体験になりそう。そちらもまた楽しみだ。
Torquayを出発!いよいよB100、グレート・オーシャン・ロードへ!
PaulとLeisetの家を後にして、まずColes(オーストラリアのスーパー)であと3日は持つように食料調達。
そのあとTorquayを出発した。
最初は海岸線に沿うようにあるウォーキングトラック?を走った。この時は曇っていたけど、晴れた日には美しいであろうビーチが左手に広がっていた。
そして向かったのはBellsBeachという場所。ここは波が高くサーフィンしてる人がたくさんいた。しばし休憩して、いよいよグレートオーシャンロード(B100)へ。と思ったら、そこからグレートオーシャンロードへ行く一本道がかなりの上り坂で、自転車を押して歩くしか無かった。あれは辛かった。何度も帰りたいと思った。
なんとかそこを切り抜けて、しばらく内陸のハイウェイっぽいところを走る。路肩があるので、自転車がゆっくり走ってもまあ問題なくて助かった。
途中のチョコレートとアイスクリームのお店でアイスをいただいて、
そこからいよいよ海岸沿いの道へ。
天気も良くなってきて、青空の中気持ちよく走ることができた。
が、やはり海沿いの道は街、山、街みたいな地形だから、アップダウンがかなりあってかなりキツかった。
途中で登っては休み、登っては休み、を繰り返しながら進んでたけど、何とここでフェンダーがタイヤに当たるようになるトラブル発生。
直すために公園っぽいところで止まって、直したけど、一気に疲れが襲ってきた。前に進む気力が湧いてこないから、もういっそのことここで、と思って早めだけど夜ご飯にした。
一人でご飯作って食べてるもんだから、(しかもかなりの大荷物で)何人もの人に話しかけられた。
こういう些細な会話もなかなか面白い。
そのうちの一人はフランス人の男の人。
近くに住んでて、夢の中で生きてるようなそんな気分、子どもが育つ環境としても申し分ないって言ってて、確かにグレートオーシャンロードで住めるなんて素敵だなと思った。
けど何よりも住みたいって思って、今実際に住んでるのがすごくて、その行動力を見習いたいなと思った。
ご飯を食べ終わって、出発。
かなり日も傾いて来てたけど、Lorneという場所までは行きたくて、そこまで頑張った。
「Great Ocean Road」のサインと一緒に記念写真
途中、グレートオーシャンロードのアーチがあったからそこで記念撮影をして時間をくったけど、時間も時間だったからか誰もいなくて独り占めで好き勝手できてよかったw
全然始まりにあるわけじゃないんだけど、これだけデカデカと掲げてあって、ゲートになってると、ここがスタートなのかなとも思えてくる。
— YUTA – 自転車でAUS🇦🇺一周したい人🚲 (@yutaworldtravel) November 17, 2021
何はともあれ、ホントに来た!という実感をくれるこういうのは嬉しい。
西日が眩しい。
今日の目的地まであと10kmちょい、これで力もらって頑張れました。 pic.twitter.com/m3GktmQmIo
そこからの山道が文字通り今日1番の「山場」だった。クネクネと登っていく山道。
だけど何故かそこでスイッチが入って、一度も足を着かずに登り切ることができた。
自分を褒めてあげたい。
そこを越えるとあとはほぼ下り。
あっという間にLorneに到着した。
Lorneに到着。ステルスキャンプ。
LeisetとPaulに教えてもらった公衆トイレの横の芝生にテントを立てて寝かせてもらうことにした。
そう。旅2日目にしてステルスキャンプ。
ホントはダメみたいなんだけど、暗くなってからテントを立てて、次の日の朝早く撤収してゴミとか残さなければ迷惑かからないし良いでしょっていう理屈。
LeisetとPaulは日本の北海道やその他世界中の色んな場所、もちろんグレート・オーシャン・ロードも走ったことがあって、その人達のアドバイスだったから、それに従ってみることにした。
だけど、、、
「明日まで誰かに何も言われませんように。。罰金とか払うことになりませんように。。」
と少し心配しながらの就寝となった。。
明日は登りが多い日になるはずだから、覚悟しなければ、、
(この時のぼくはまだ、ステルスキャンプのことに気を取られて、相棒の自転車に起こっていることについて把握しきれていなかった。。Day 3へ続く。。。)
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