Lorne → Apollo Bay 約52km /↑576m
2021年11月18日。
早起きして出発!と思ったら、トラブル発生。。
朝は6時前に起床して、とりあえずテントを片付けた。
幸い、昨晩は誰にも注意されることもなく、疲れていてぐっすり眠ることができた。
起きたばかりは曇りだと思ってたけど、しばらくすると海から上がってくる太陽が見られてちょっと感動。
ただ、テントをなるはやで片付けなきゃいけないという心理も働いて、ゆっくり落ち着いて見られなかったのはちょっと残念。(何故なら、前日は暗くなってから公衆トイレの裏側にテントを立てて寝たから。ステルスキャンプは暗くなってからテントを立てて、まだ明るくなる前に撤収するのがマナーらしい)
で、テントも片付け終わって、片付いたパニアバッグから荷台にかけようと思ったら!
自転車の異変にようやく気づいた。。
後ろの荷台の右側の付け根からポッキリとボルトが折れて、自転車のダボ穴に残ってしまってる状態に!
ネジが外れただけなら簡単に直せるけど、これは自分が持っている工具では無理なのがわかった。
荷物が多いぼくにとって、荷台が壊れるというのは、旅を続けられるかどうかが直接関わってくる重大事件。
だけど、とりあえず、落ち着くためにトイレ行って朝ごはんのシリアルを食べて、、
さあ、そこからどうしたもんかいの?ということで、とりあえず、誰かに助けを求めてみることにした。
初めてヒッチハイクみたいなことをしてみた。通る車に手を上げて止まってもらおうとしたけど止まってくれず、、道路の反対側を歩いているおじさんに助けを求めてみたけど、都合よく工具を持っているはずもなく。。。
それからもう1人トイレに来た人に声をかけたけど、どちらも工具は持ってなくて、でもアドバイスとして、すぐそこのLorneの町にあるhardware shop に自転車持って行ってみたら?というのをもらった。
だから、仕方なく、ちょっと高価なものとかは前輪の荷台にのバッグに載せて、他の荷物はトイレ脇、屋根の下(雨が降りそうだった)に置いて、5分先にあるそのお店に行ってみた。
今思えば、5分足らずで行ける場所にHardware Shopがあったのもラッキーだったし、荷台は壊れていても自転車は乗れる状態だったのも運が良かった。
Hardware Shopに到着して、店員のお兄さんに相談してみたら、外に出てバイクを直接見てくれて、これはペンチみたいなので引っこ抜くか、ダメならドリルでやるしかないとのことで、なんとそこでやってくれることに。
ドリルでギュイーンとやって、少し反対側から顔を出したボルトの残りをペンチで引っこ抜いてくれた。
マジで神様。
この人がいなかったら今日僕は全く先に進めなかったし、大げさじゃなく、自転車旅は終了してたかも。
予備で持っていたボルトを使って荷台を再度をつけることにも成功。他のボルトも何だか少しずつ緩んできてたみたいで、全部締め直した。
ちょくちょく確認しとかないとダメだね。
にしてもホントにあの人には感謝。
荷台をつけ終わってお店にもう一度お礼を言いにいったら、そのお兄さんはいなくなってしまっていたけど、代わりにいたおばちゃんに、そのお兄さんに「ありがとう」ともう一回伝えておいてと伝言をお願いして、荷物を置いてきた場所へ戻った。
幸い荷物は無事にそこにあった。
直ったーー!!😭🙌
— YUTA – 自転車でAUS🇦🇺一周したい人🚲 (@yutaworldtravel) November 17, 2021
店の兄ちゃんがドリルでギュイーンとやって、反対側から少し顔を出したボルトの残りをペンチで捻り出してくれた!
ホントもうトラックヒッチハイクして帰るしかないかと思た。。
アドバイスくれた散歩の人たち、Lornのハードウェアショップの兄ちゃん、ありがとう!!! pic.twitter.com/gwyvKBnTnd
ようやくKennet Riverへ向けて出発。
朝からバタバタしたけれど、これでようやく今日の自転車旅を始めることができる。
出発したのは10時過ぎ。
今日は予定ではGreat Otway National Park の灯台の辺りまで行きたかったんだけど、早朝からのトラブルで、精神的に来てたのか、そこまで行ける気はしなかった。
ゆっくり進んでいくことにした。
とりあえず、Kennett Riverという場所は野生のコアラが見られるらしいので楽しみにしていたのもあって、そこまでを目標に走る。
出発から雨がパラパラしていたけど、降ったり止んだりを繰り返し、その度にぼくもジャケットを脱いだり着たり。
昨日と同じく、町の後はやはり上り坂。それを上り切ると、今度は次の入江に向かって下るもんだから、そこからまた登らなきゃいけない。そんなアップダウンを何度か繰り返したあと、Kennett Riverに到着。
Kennet Riverに到着
Kafe Koalaなるものがあって、そこの店員のお兄さんにコアラどこで見えるか聞いてみたら、すぐそこの木で見えることもあるし(3日前はいたらしい)、カフェのすぐそこから続いているGrey River Roadという道を進んでいくとよくいるとのこと。
その道を自転車で進んでみたけど、坂が急すぎてしかも道路が滑りやすいタイプの道だったので、途中で諦めた。木の上を気にしながら走ったけど結局見ることはできなかった。
で諦めてGrey River Roadのもと来た道を戻っていこうとしたら、いつの間にか青空になっていた。
曇りの時から、晴れたらきれいそうだなぁくらいにはわかっていたけれど、実際にみた晴天時の海はホントに綺麗なエメラルドグリーンに輝いていて、それを左に見ながら走るのはとても気持ちよかった。
Apollo Bayで宿泊することに
次の目的地をApollo Bayに決めて、疲労具合、時間的にも今日はそこでキャンプだなと心に決めて走った。
案の定途中かなり疲れが出てきて、最後はふらふらになりながらキャンプ地に到着。
とても風が強くてテントを立てるのも一苦労だったけど、服は結構乾いてくれて助かった。
シャワーも1日ぶりに浴びれて、ご飯を作って食べて、就寝。
明日はウォームシャワーズのホストのトムとお家にお邪魔できるので非常に楽しみ。
BOSSというワンちゃんもいるみたい。
そういえば今日は走ってる最中に母とLINE電話した。こっちはオーストラリアの1番下の方にいるというのに、日本とビデオ通話出来るなんて、時代だなぁと思った。
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